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2014年のドラ1・松本裕樹が変貌!
自己最速の152kmが証明したもの。 

text by

田尻耕太郎

田尻耕太郎Kotaro Tajiri

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photograph byKyodo News

posted2020/03/21 11:30

2014年のドラ1・松本裕樹が変貌!自己最速の152kmが証明したもの。<Number Web> photograph by Kyodo News

オープン戦で好調を維持し、先発ローテの「6枠目」を争っている松本裕樹。

工藤監督も松本の現状に笑顔。

 自主トレ先から戻った直後の松本は「すぐに結果が出るか分からないけど、自分が頭の中でイメージした動きを、実際に体で表現できるようになったと思う」と話していた。

 ただ、成果がすぐに出たのはボールを見れば明らかだった。松本の投げるボールは2月春季キャンプの時から段違いに速かった。工藤公康監督も「オフの取り組みがよかったと思うよ」と笑顔だった。

 現時点でシーズン開幕がいつなのか決まっていないが、入団6年目で初の開幕ローテ入りへ好位置につけている。

「開幕ローテ入りはずっと意識しています。目標は1年間ずっと一軍で投げ続けること。そのためには開幕からローテーションに入っていないと達成できないですから」

 今年も先発陣の柱になると目されていた千賀滉大や高橋礼がキャンプで出遅れ、現在もリハビリ組におり復帰の目途は明らかになっていない。その両投手が不在でもこれだけ活きのいいピッチャーが競争の真っただ中にいるあたりが、やはりホークスの強さの理由だ。

 松本は開幕ローテ入りへ、今後も必死のアピールを続ける。まだ1年間投げられる保証はどこにもない。だけど、投げている姿だけを見れば2桁勝っても全く不思議ではない。6年目を迎えたドラフト1位右腕の覚醒が本当に楽しみだ。

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松本裕樹
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