ジャイアント馬場の名言 

内藤哲也、オカダ・カズチカなど現在の新日本プロレスは数多くのスターレスラーが鎬を削っており、1・4、1・5と2日連続での東京ドーム開催も成功に終わった。しかしそんな盛況のプロレス界に、懸念を示す識者もいる。それは「名タッグコンビ」が数少ないこと。毎年恒例の「プロレス大賞」で、最優秀タッグ賞は諏訪魔＆石川修司組が史上初となる3年連続の受賞となった。ただし両者とも40代。20年前の「テンコジ」こと天山広吉＆小島聡のように、有望レスラー同士が組んで名タッグになっていくストーリーも見てみたいところ。タッグマッチを重要視した馬場さんの言葉は、今のプロレス界に響くか――。

Number993・994号(2019/12/26)