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アーモンドアイかリスグラシューか。
有馬史上初の牝馬ワンツーに期待。
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byKeiji Ishikawa
posted2019/12/21 19:00
アーモンドアイとリスグラシューの頂上決戦。すべての競馬ファンが楽しみにしていた対決だ。
牝馬ワンツーならレース史上初。
印は2頭だけにとどめたい。
◎アーモンドアイ
○リスグラシュー
木曜日に行われた抽選会で、アーモンドアイは5枠9番、リスグラシューは3枠6番を引いた。どちらも、周りの出方を見ながらポジションを決められる好枠だ。
過去に有馬記念を勝った牝馬は5頭。1959年ガーネツト、'60年スターロッチ、'71年トウメイ、2008年ダイワスカーレット、そして直近は'14年のジェンティルドンナだ。ちなみに、スターロッチ以外の4頭は、勝った有馬記念がラストランとなった。
リスグラシューがそれにつづくか。それとも、アーモンドアイが、ディープインパクトやキタサンブラックなどに並ぶ史上最多のJRA・GI7勝目を挙げるか。
レース史上初の牝馬のワンツーを期待しつつ、令和最初の超豪華グランプリのファンファーレを待ちたい。