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新小結・朝乃山は本格派の大器。
「お相撲さん」的な性格も高評価。

posted2019/11/14 15:00

 
新小結・朝乃山は本格派の大器。「お相撲さん」的な性格も高評価。<Number Web> photograph by KYODO

番付が発表され、高砂親方と握手する新小結の朝乃山。仏様も見守る福岡市内の宿舎で、満面の笑みを浮かべた。

text by

佐藤祥子

佐藤祥子Shoko Sato

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KYODO

 令和元年納めの11月九州場所。遠藤、阿炎、北勝富士、新三役となった朝乃山と、実に13年ぶりに4小結が揃うこととなった。4小結のなかでも注目は朝乃山だろう。令和初の場所となった5月夏場所で平幕優勝し、あのトランプ大統領から米国大統領杯を授与されて話題ともなった大器だ。

 右四つの型を持ち、四つ相撲の本格派。近い将来の横綱候補として期待も大きい愛弟子に、師匠の高砂親方はいう。

「横綱大関などの上位陣を相手にしても、相四つの相撲なのでうまく取れている。ただ、突き押しの相手には負けているんでね。苦手な相手をうまくさばければ、三役にはずっといられるだろう」

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