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クラシコ延期と深い政治的背景。
迷惑なのはバルサ&レアルの相手? 

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横井伸幸

横井伸幸Nobuyuki Yokoi

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photograph byUniphoto Press

posted2019/10/24 11:15

クラシコ延期と深い政治的背景。迷惑なのはバルサ&レアルの相手?<Number Web> photograph by Uniphoto Press

世界中が楽しみにするクラシコが延期。それに肩を落とすのはファン、そして対戦予定のリーガの他クラブも一緒で……。

収まらないのは割を食うクラブ。

 だからこそバルサは、予定どおりカンプノウで試合を行うことを希望した。「当クラブを支える人々の平和で公序ある振る舞いを全面的に信頼している」と、プレスリリースに書き添えている。

 他方、R・マドリーも「リーガの秩序を乱すことになるから」とベルナベウでの開催を拒んだ。

 結局、協会が延期を決めたため、両クラブ合意の下、第10節のクラシコは12月18日にカンプノウで行われることになった。しかし、収まらないのは割を食うクラブである。

「4チームが大きな影響を受ける。第10節から第12節までの3試合は1週間のうちに開催されるのに、ただでさえ強い2チームが1試合少なくなるなんて。たっぷり休んだR・マドリーの相手は第11節がレガネス、第12節がうちだ。また、バルサはバジャドリー、レバンテの順で対戦する。彼らと五分の試合をするだけでも大変なのに、過密日程のなかしっかり休養された状態では……」

 ベティスの監督ルビのコメントだ。
 

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