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困窮ロナウジーニョの預金額640円。
パスポート没収、女性トラブルも。 

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沢田啓明

沢田啓明Hiroaki Sawada

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posted2019/10/01 08:00

困窮ロナウジーニョの預金額640円。パスポート没収、女性トラブルも。<Number Web> photograph by Getty Images

現役時代から自由奔放だったロナウジーニョだが、ピッチを離れた今は色々と問題を起こしているようで……。

罰金の利子が4億7000万円に膨らむ。

 ここで素直に従っていれば、何の問題もなかった。しかし、兄弟はこの要請に従わず、監察官の立ち入りも拒んだ。市は2人を違法行為で訴え、2015年、地方裁判所が兄弟に桟橋の撤去と罰金80万レアル(約2080万円)の支払いを命じる判決を出した。

 ところが、兄弟はこの判決も無視する。

 昨年1月、この罰金が利子を含めて850万レアル(約2億2000万円)まで膨れ上がり、昨年9月、裁判所は兄弟のパスポートを没収した。

 引退後のロナウジーニョは、収入の大半を国外での活動で稼ぐ。外国へ出られなくなり、収入が激減した。

 それだけではない。彼は57の不動産を保有するが、うち19の不動産の土地家屋税を長年滞納しており、昨年末、それが罰金と利子を含めて約1800万レアル(約4億7000万円)となった。

口座は640円、女性トラブルも。

 そして、これらの税金や罰金の滞納を理由に、ポルトアレグレ市はロナウジーニョが所有する不動産の売却禁止や差し押さえ処分を下す。その際、市当局が彼の銀行口座の預金も差し押さえようとしたところ、口座には約24.63レアル(約640円)しかなかった。

 今年9月12日、兄弟は地方裁判所と交渉し、60万レアル(約1560万円)を支払えばパスポートを返却してもらえることになった。土地家屋税についても市と話し合った結果、支払い金額を750万レアル(約2億円)まで減額してもらい、それを60回分割で払うことで合意した。

 女性関係のトラブルもある。

 2012年からあるブラジル人女性と恋愛関係にあり、同棲していたのだが、2016年から別の女性とも交際を始め、以後、3人で一緒に住んでいた。ブラジルでも重婚は違法だが、「事実上の重婚状態にある」と物議を醸した。その後、3人は破局。最初の女性から、「6年間、事実上の婚姻関係にあった」として、この間の収入の3分の1の支払いを求められている。

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