スリムなモデル体型でも90を切る！

　三枝こころさんは本業は見た目もスリムなファッションモデルだが、20歳からゴルフにはまり、ベストスコアはレギュラーティーで79、レディースティーで74という腕前にまでなったという（スコアのためにマッチョになる必要はないのです！）。

　このたび彼女が、11年間のゴルフ人生を『ゴルフ女子力！　ファッションモデルがベストスコア79を出すまで』という書籍にまとめた。

　その中から、こころ式「90を切るためのちょっとした秘訣」を3つ紹介しよう。

（1）1にアドレス、2にアドレス

　練習場では上手く打ててもコースに出るとミスが増えるという人は「アドレスの方向」をチェック。アドレスは、狙った方向に引いたラインと平行に立つのが基本です。私も以前は左を嫌がって右を向く癖があり、かえってボールが左へ飛んだり、プッシュアウトすることがありましたが、アドレスを直したらミスが減り、ミスをしても次に狙える位置にボールがあるということが増えました。

（2）バンカーは必ず1回で出す！

　バンカーに入ったら、寄せようなんて思わずに1回で“脱出する”ことを心がけましょう。私は、ボールや目標だけを意識するのではなく、ボールが描く放物線の高さや、クラブの振り幅などもしっかりイメージするようにしています。

（3）最も大事なのがアプローチ

　パットの打数に大きく響くアプローチ。ポイントは、勘に頼らず、グリーン上のどこに落とすか、そのためにどれくらいボールを上げればいいのかをきちんとイメージすること。私は、落としたい場所までの距離を、一旦歩測で測っています。

　書籍の中ではより詳しく、全部で10のポイントが紹介されている。

　一方で三枝こころさんは最近、プロも指導する森守洋コーチについて、スイング改造に取組み、さらなる高みとしてのパープレーまでを目指すことに。

　まだまだゴルフ女子の道は長く険しいのであった……。