ここは……地道な立て直しに期待したい。

　3700万ユーロの移籍金を置いていったとされるケーラーはともかく、ゴレツカやマイヤーといった、シャルケの中心選手を移籍金もなしに手放したことは、ハイデルの評価に大きく影響したはずだ。

　ゴレツカと入れ替わるかのようにセバスティアン・ルディがバイエルンからやってきたが、1600万ユーロの移籍金が生じていることを考えるとマイナスのほうが大きい。

　過去の栄光と言ってしまえばそれまでだが、CLで準決勝に進出したり、ドイツ杯で優勝した華やかな時期の記憶もまだまだ薄れていない。それだけにここ1、2年のドタバタぶりは寂しく感じられる。

　来季からの新マネージャーにはライプツィヒからヨッヘン・シュナイダー氏を招聘することになっている。

　地道な立て直しに期待したい。