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今年の3歳クラシック戦線は
2頭の“天才”の激突に注目。
~鞍上はルメール&デムーロの対決~
posted2019/03/02 17:00
text by
片山良三Ryozo Katayama
photograph by
KYODO
2歳チャンピオン、アドマイヤマーズ(牡3歳、父ダイワメジャー、栗東・友道康夫厩舎)が共同通信杯(2月10日、東京芝1800m、GIII)で2着に敗れ、連勝が4でストップ。とたんに父の血が取りざたされ、ダービー(5月26日、東京芝2400m、GI)は苦しい戦いになると囁かれてしまうのがクラシック戦線の厳しさだ。陣営も素早く対応して、今後のローテーションを皐月賞(4月14日、中山芝2000m、GI)からNHKマイルC(5月5日、東京芝1600m、GI)と定めた。ダービー断念とまでは言わなかったが、次走を一応の距離のピークとして、将来はマイル前後のカテゴリーの王者を目指そうという強い意思が伝わる。