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<独占インタビュー>
三原舞依「幸せな気持ちを伝えたい」 

text by

松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

PROFILE

photograph byNanae Suzuki

posted2017/05/30 16:30

<独占インタビュー>三原舞依「幸せな気持ちを伝えたい」<Number Web> photograph by Nanae Suzuki
'16-'17シーズン、四大陸選手権を制するなど飛躍を遂げた三原舞依。難病を克服し、氷上に立てる喜びを表現する“氷上のシンデレラ”が、これまでの歩みを振り返り、幼い頃から夢見た五輪への思いを語る。

 駆け足で階段を上がった1年だった。

 シニアデビューを果たした2016-'17シーズン、三原舞依はGPシリーズデビュー戦のスケートアメリカで3位に入る。全日本選手権でも初の表彰台となる3位に輝くと、四大陸選手権では堂々の優勝。そして初めて出場した世界選手権では、ショートプログラム15位から圧巻の巻き返しで総合5位となり、スタンディングオベーションが沸き起こった。シーズン締めくくりの国別対抗戦まで、合計10大会に出場した。

「去年('15-'16)はすごく早くシーズンが終わってしまったんですけど、今年('16-'17)は最後まで滑らせていただけました。昨年の春、氷上での練習を再開したときは、試合に出られるなら出たいという感じでした。去年の今頃の自分に『10試合出たよ』と言ったら、すごく驚くと思います」

 三原は感慨とともに振り返る。言葉の通り、競技人生の危機に立たされながらも、見事に再起して飛躍を遂げたのだ。


 発端は、一昨年のことだった。

「('15年の)全日本ジュニア選手権の1週間くらい前に膝が痛くなりました。『怪我かな』と思ってテーピングとかしていました」

 痛みをこらえて全日本ジュニア、ジュニアGPファイナルに出場するも、それぞれ8位、6位に終わる。膝の影響は顕著だった。帰国後、病院で診察を受けると医師は病名を告げた。若年性特発性関節炎だった。

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ダービージョッキー最強伝説。

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