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WBCに始まり2度の移籍。激動でもブレない青木の姿勢。~イチローを目にしてしみじみと言った一言~
text by
四竈衛Mamoru Shikama
photograph byYukihito Taguchi
posted2017/11/01 06:00
青木の保有権はメッツが持っており、12月上旬の期限までに来季契約を提示するか、自由契約とするかを決める。
まさに、激動の1年だった。メッツ青木宣親のメジャー6年目が終わった。全日程終了後、来季以降の見通しについて「その辺は考えられない。そのくらい精神的には疲れたかもね」と振り返った。ただ、不満もなければ、後悔もない。様々な環境の変化に戸惑いながらも、その変化に抗うことなく、素直に受け入れ、対応していく。青木の生き方は、今年も変わらなかった。
青木の2017年は、3月のWBCからスタートした。今季から新天地となったアストロズのキャンプ地から帰国し、侍ジャパンに合流。主に3番を任され、チームの中軸として準決勝進出に貢献した。