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2年ぶりに開催のUFCで見た、世界の女子格闘技の迫力。~パワー不足でKO決着が少なかったのは昔の話~ 

text by

布施鋼治

布施鋼治Koji Fuse

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photograph bySusumu Nagao

posted2017/10/21 17:00

2年ぶりに開催のUFCで見た、世界の女子格闘技の迫力。~パワー不足でKO決着が少なかったのは昔の話~<Number Web> photograph by Susumu Nagao

互いに流血しながらの攻防が続き、3-0でジェシカ(左)が判定勝ち。試合は今大会のベストバウト賞に選ばれた。

 日本人の女子選手として近藤朱里が記念すべきオクタゴン初勝利をあげた。五味隆典の秒殺KO負けには肩を落とすしかなかったが、メインではUFC史上5回目というレアな必殺技ヴォンフルーチョーク(変形肩固め)を見ることもできた。

 日本では2年ぶりの開催となった「UFC FIGHT NIGHT JAPAN」(9月23日・さいたまスーパーアリーナ)は実に見応えのある大会だった。米国のゴールデンタイムに合わせスタートは朝9時と早かったが、眠気を吹き飛ばすほどの熱戦が続いたのだ。


 好勝負続出の中、あえてベストバウトをあげるとするならば、セミファイナルのジェシカ・アンドラージとクラウディア・ガデーリャの女子ストロー級の一騎討ちで決まりだろう。

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近藤朱里
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