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「まるでファミコンのよう」打撃2冠・スタントンの成長。~イチローも驚く異様なペースのホームラン~
text by
四竈衛Mamoru Shikama
photograph byKYODO
posted2017/10/16 16:30
50号の大台に到達したのは2013年オリオールズのデービス以来。今年3月には、アメリカ代表でWBCに出場した。
マーリンズの主砲ジアンカルロ・スタントンが、59本塁打、132打点の成績で、ナ・リーグ打撃2冠のタイトルを獲得した。60号到達への期待が高まっていた10月1日の公式戦最終戦では、1打席でも多く立てるようにとの配慮から、マッティングリー監督が「1番右翼」で起用。結果的に、全5打席で本塁打は打てなかったものの、豪快な空振り三振に倒れた直後は、本拠地マイアミのファンがスタンディングオベーションで出迎え、スタントンもカーテンコールで応えるなど、「消化試合」を注目の一戦にする話題となった。
「最後に本塁打は打てなかったが、とてもクールな瞬間だったね」