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移民排除が興行にも打撃? トランプ氏とボクシング。~異端の大統領候補者を詐欺師呼ばわりする大物プロモーター~ 

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前田衷

前田衷Makoto Maeda

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posted2016/04/24 08:00

移民排除が興行にも打撃? トランプ氏とボクシング。~異端の大統領候補者を詐欺師呼ばわりする大物プロモーター~<Number Web> photograph by AFLO

1988年7月の若きトランプ氏(左から2番目)とマイク・タイソン(同3番目)の貴重な1枚。

 気の早い話だが、仮にドナルド・トランプ氏が米大統領になったら「彼ならよく知っているよ」と自慢するボクシング関係者が増えることは間違いない。

 今から四半世紀前、共和党の大統領候補の1人はアトランティックシティの試合会場でおなじみの顔だった。ファンではなく「業者」の1人として。当時もトランプ氏は不動産王であり、同時にカジノホテルのオーナーでもあったから、タイソン戦をはじめ客寄せのためにボクシングの大試合を主催するのが常だったのだ。まだ40代前後で髪も金髪ではなく、目立ちたがり屋の青年実業家風。大統領を目指す人物と信じた者はいなかったろう。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
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ボクシングの前後のコラム

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