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レブロンに学んだリーダーの資質。
アービングが気づいた“親”の思い。
~自分が若かった頃の行動を電話で謝って……~
posted2019/02/01 07:00
レギュラーシーズン後半戦で、アービングはリーダーとしていかにチームのポテンシャルを引き出せるか注目だ。
text by

宮地陽子Yoko Miyaji
photograph by
Getty Images
それは、NBA版の「親の心子知らず」だった。
1月半ば、カイリー・アービング(ボストン・セルティックス)はレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)に電話をかけた。3シーズンの間、クリーブランド・キャバリアーズのチームメイトとして共に戦い、'16年にはNBA優勝を果たした2人だが、アービングがセルティックスに移って以来、疎遠になっていた。
「レブロンに電話して、以前の僕があんな若者だったことを謝った。あの頃、僕は何でも自分でやりたいと思っていた」
キャブズ時代の2人は、何度も、ベテラン対若手にありがちな衝突を繰り返した。レブロンは、自分の後継者と考えていたアービングに対して厳しい言葉で叱咤し、若いアービングはそれに反発していた。結局、アービングはレブロンのもとを去ることを選び、自ら求めたトレードで移籍した。
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