吉田輝星の名言
初めてマウンドを降りたいと思いました……。
吉田輝星(高校野球)
2018年夏の甲子園で最も注目を集めたのは、秋田代表・金足農業だろう。私学全盛の時代にあって、選手全員が地元出身の公立校、しかも農業高校が決勝戦まで勝ち上がったのだ。その金足旋風の中心にいたのが、エース・吉田輝星である。決勝までの5試合を1人で投げ抜いた吉田は、13日間で749球もの球数を投げていた。疲労は当然蓄積する。大阪桐蔭との決勝では「朝、登板を辞退しようかと思うくらい股関節が痛かった」という状態ながらも先発のマウンドに立ったが、5回までに12失点し、降板した。「今日は心の支えが必要でした。あんなに情けない姿をみんなに見せて、応援してくれる人たちの期待も裏切ってしまって。恥っていうか、打たれすぎた悔しさが……」。強気で鳴らすエースが本音をみせた。
Number960号(2018/08/30)
- << 前の名言 |
- 次の名言 >>
吉田輝星の最新記事

スポーツ名言セレクション
県岐阜商・横山温大も…甲子園ヒーローの系譜「無茶苦茶な練習で鍛えた」吉田輝星、愛され系な山田陽翔、“髪サラサラ”慶応プリンスの野球IQ
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
高校野球
2025/08/21

甲子園の風
「横浜はあの時の大阪桐蔭みたいだと」“左手ハンディの巧打”だけでない努力の超美技…県岐阜商・横山温大は吉田輝星に憧れた甲子園ヒーロー
間淳Jun Aida
高校野球
2025/08/20

野ボール横丁
吉田大輝は号泣…その父が記者に明かした“進路の本音”「ドラフト1位報道に乗せられて…」じつは金足農の兄・吉田輝星も大学志望から一転した7年前
中村計Kei Nakamura
高校野球
2025/08/07
