吉田輝星の名言
初めてマウンドを降りたいと思いました……。
吉田輝星(高校野球)
2018年夏の甲子園で最も注目を集めたのは、秋田代表・金足農業だろう。私学全盛の時代にあって、選手全員が地元出身の公立校、しかも農業高校が決勝戦まで勝ち上がったのだ。その金足旋風の中心にいたのが、エース・吉田輝星である。決勝までの5試合を1人で投げ抜いた吉田は、13日間で749球もの球数を投げていた。疲労は当然蓄積する。大阪桐蔭との決勝では「朝、登板を辞退しようかと思うくらい股関節が痛かった」という状態ながらも先発のマウンドに立ったが、5回までに12失点し、降板した。「今日は心の支えが必要でした。あんなに情けない姿をみんなに見せて、応援してくれる人たちの期待も裏切ってしまって。恥っていうか、打たれすぎた悔しさが……」。強気で鳴らすエースが本音をみせた。
Number960号(2018/08/30)
- << 前の名言 |
- 次の名言 >>
吉田輝星の最新記事

甲子園の風
2度のドラフト指名漏れも「もう1年、夢が見られる」元近江高・有馬諒…社会人名門で切り拓く道「チームを勝たせる捕手に」〈甲子園の主役の現在地〉
佐藤春佳Haruka Sato
高校野球・大学野球
2025/12/30

甲子園の風
「9回無死から2ランスクイズ」甲子園史に残る逆転サヨナラ許した近江高“悲劇の捕手”のいま「時を戻してやり直せるなら?」返ってきた意外な答え
佐藤春佳Haruka Sato
高校野球・大学野球
2025/12/30

スポーツ名言セレクション
県岐阜商・横山温大も…甲子園ヒーローの系譜「無茶苦茶な練習で鍛えた」吉田輝星、愛され系な山田陽翔、“髪サラサラ”慶応プリンスの野球IQ
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
高校野球
2025/08/21
