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浅田真央、スケートと同等の愛!?
「かき氷のためならどこまででも」
posted2018/08/17 16:30
text by
川村由莉子(Number編集部)Yuriko Kawamura
photograph by
Jun Imajo
「このかき氷、とってもふわふわなんですけど、中が空洞になっているからこの食感になるんだそうです。お店の方の名人芸ですよ!」
美味しそうにかき氷を頬張りながらそう説明してくれるのは、浅田真央さんだ。
食べることが何よりも好きで、中でもかき氷はダントツで好きなスイーツだという。
季節問わず1年中食べており、「かき氷のためならどこまででも行く」ほどだ。
真央さんの日常を綴る隔号連載『私のスケート愛』特別編として、今回は、行きつけのお店でかき氷を堪能してもらった。
うかがったのは、旗の台の商店街の一角に構える、『Bum Bun BuLau Cafe with BeeHive』。
いつもお店の外まで行列ができる人気店だが、真央さんは現役時代からよく食べにきていたという。
「色々なかき氷屋さんに行っていますが、ここはベストのうちのひとつ。私は昔からお店の会員にもなっているので、会員限定のメニューも食べられるんです」
「かき氷は上から食べないとダメ!」
真央さんを唸らせるのは、ソースへのこだわりだという。
「この練乳、市販のものではなくて、お店で牛乳から作っているんだそうです。お砂糖も角砂糖は使っていません。味も色々なものがあって、名前だけ見ると変り種かなと思うんですけど、これが本当に美味しいんですよ。私が特に好きなのはアボガド豆乳味やきなこ味。きなこも手作りで、きび砂糖から作っているそうです」
その「かき氷愛」っぷりに感心しながら、スタッフも美味しく頂いていると
「かき氷は上から食べないとダメですよ! 下から食べると崩れちゃうので。沢山食べているので食べ方までよく知っているんです(笑)」
とアドバイスが。イチゴ、アボガド、ピスタチオとシェアしながら食したところで、
「もう一個食べたいです!」
元気な真央さんの笑顔と極上のかき氷で、厳しい暑さも吹っ飛んだ一日だった。