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“3メートルのパンダ”に会いたくて!
「新根室プロレス」本拠地を訪ねた。

posted2018/07/11 11:30

 
“3メートルのパンダ”に会いたくて!「新根室プロレス」本拠地を訪ねた。<Number Web> photograph by Shiro Miyake

ホビーショップ『ブルート』ではアンドレザ・ジャイアントパンダのTシャツ、ぬいぐるみなども販売されている。

text by

二瓶仁志(Number編集部)

二瓶仁志(Number編集部)Hitoshi Nihei

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Shiro Miyake

“アンドレザ・ジャイアントパンダ”に会いたい――。

 強い思いを胸に、羽田から2時間かけて釧路へ飛び、釧路から3時間車に乗って根室へと向かった。アンドレザ・ジャイアントパンダとは、2017年にプロレス界にデビューし、ファンの話題を独占。最近では『行列のできる法律相談所』や『めちゃ×2イケてるッ!』など人気バラエティー出演も果たした売れっ子レスラーだ。

 移動中の車中から見えるのは一面の草原と、放牧された牛たち。

 まっすぐに伸びる道路が延々と続く。

 やがてたどり着いた根室の町で、身長3m、体重500kgのアンドレザが所属する『新根室プロレス』は活動していた。

現れたのは、2階の屋根にも届かんとする巨大パンダ。

 団体の本拠地は、ホビーショップ『ブルート』。新根室プロレス代表であるサムソン宮本が経営者を務める店である。

 約束の時間に『ブルート』前で待っていると、アンドレザを従えたサムソンが来てくれた。2階の屋根にも届くアンドレザ。巨体に笑みを浮かべながら、シャッターが閉まった店も散見される商店街を歩いてくるパンダの姿には、恐ろしささえ感じた。

 身を引き締めて待つ取材班も、アンドレザが近づくと「でかい!」と声をあげて笑顔になっていた。とにかく大きい。そしてのそのそと歩く動きがかわいい。

 魅力は一瞬にして伝わってきた。とにかく大きく、愛らしい。目が離せなくなってしまう。

【次ページ】 キレのあるロープワークを見せたアンドレザ!

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