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プロ野球を2時間半制にすれば、
日本の少子化問題が一気に解決!?

posted2017/06/29 11:20

 
プロ野球を2時間半制にすれば、日本の少子化問題が一気に解決!?<Number Web> photograph by Kyodo News

2017年5月21日のヤクルトvs.阪神。7回に、阪神が2死二、三塁、打者福留の場面で、ヤクルトの投手ルーキが投じた敬遠が暴投となり勝ち越しとなった。

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ダンカン

ダンカンDankan

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 阪神ファンとして名高いあのダンカン氏が、ついにネットメディアに参上! 
 シーズン中、阪神の試合をはじめとして数多くの野球を観戦する氏が、
その過剰な野球愛と限りないユーモアで、現代日本の世相を切りまくります!
 果たして、今回はどんなテーマで世間を騒がせてくれるのか……。

 俺は三度の飯よりプロ野球が好きだ。

 野球の試合であれば、延長25回(現在はルールで12回まで)だろうが、8時間の試合だろうが、一球たりとて見逃すことなく観戦できるし、そして何よりそれを楽しめる自信があるのだ。

 それほどまでに野球好きの俺が、今回断腸の思いでこんな提案をする。

 それは「プロ野球2時間半制」である!!

 野球好きの俺からしてみれば、今季よりメジャーで導入された「敬遠の四球申告制」もけしからん。今シーズンも、ヤクルト-阪神戦で起こったルーキの敬遠暴投(阪神に勝ち越し点を与えてヤクルトの連勝ストップ!)の予期せぬドラマも無にしてしまうわけだし、かつて阪神-巨人戦(甲子園)で新庄が敬遠のボールをサヨナラヒットにしたドリームストーリーが生まれる可能性まで自ら放棄してしまうのか? と決して納得できるルールではないのだ。

 スタンドの誰もが息をのんで審判の判定を待つ最高の瞬間を手離してしまった「コリジョンルール」も、そもそも許すまじきルールなのである。他にも、2塁走者の打者への球種やコースの伝達の禁止にも怒り心頭なのだ。

 野球が美しいモノだなんて誰が決めた!?

「盗む」や「殺す」の言葉が飛び交う本来残虐なスポーツが、野球だったのではないのか?

 1973年メジャーのア・リーグで採用され、日本でも1975年からパ・リーグがとり入れたDH制(designated hitter/指名打者)に関して言えば、40年以上経過した今でも、俺は野球の本筋からズレるという意味で出来ることなら廃止してほしいと思っているくらいなのだ。

【次ページ】 サッカーはどうやっても2時間半ほどで試合が終わる。

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