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「この道を行けばいい」という感覚。
松山、石川、ウッズそれぞれの視野。 

text by

舩越園子

舩越園子Sonoko Funakoshi

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photograph bySonoko Funakoshi

posted2017/02/01 11:30

「この道を行けばいい」という感覚。松山、石川、ウッズそれぞれの視野。<Number Web> photograph by Sonoko Funakoshi

昨年秋の絶好調は一息ついた松山英樹だが、それでも決勝に残る底力はさすが。前進していれば、視界が開ける瞬間は必ず来る。

では今、松山英樹の視界はどうなっているのか。

 さて、気になるのは、松山英樹の視界だ。今、彼の目には何が見え、何が見えないのか。

 昨秋からの快進撃は圧巻だったが、年が明け、米国本土で迎えた今年初戦の今大会は、その勢いのままとはいかなかった。

 苦悩していたのはアイアンショット。初日は上がり4ホールで3ボギーと尻すぼみになり、挽回力を誇る松山らしからぬ展開。「何なのか、わからない」と首を傾げた。

 2日目も「距離感が合っていない」。それでも予選通過という最低限のラインを死守するところは彼の底力のなせる業。「今の状態を考えると、よく通ったと思う」と胸を撫で下ろしはしたが、もちろんそんなラインを「目指しているわけじゃない」。

 3日目もショットは良くなりそうで良くならず、最終日は「コースに出てみないと自分の調子がわからない」という闇の中からスタートして「苦しいまま終わった」。

 だが、苦しい中でも、わずかに感じた光明はあった。

「いいショットも何回か出ている。それを続けていけるように練習して、(来週に向けて)しっかり準備したい」

 うっすらとではあるが、道は見え始めている。72ホールを終えたとき、そう思えたことは、ともあれ朗報だ。

 見え始めた道が、はっきり「見えた」と感じるとき。そのときから再び、松山の快進撃が始まるはずだから――。

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