天龍源一郎の名言
長州は俺にとっては第一歩にすぎなくて、本当の意味でのプロレスの奥深さ、楽しさに目覚めたのは'90年のランディ・サベージ戦です。
天龍源一郎(プロレス)
ジャパンプロレスを立ち上げて全日本プロレスのリングに上がった長州力との死闘が、その後の天龍革命につながったが、天龍自身は影響を受けたレスラーにアメリカン・プロレスの王道ともいえるランディ・サベージの名を挙げる。「それまでの俺はプロレス=格闘技という凝り固まった戦い方しかできなくて、ひらすら前に進むだけだったのが、サベージという全く異なるキャラクターとぶつかることで、お客さんはこの予測がつかない戦いを楽しんでいて、その顛末をきちんと見届けたいんだと気づいて、途端に気持ちが柔らかくなりました」と振り返った。後年、ハッスルのリングでエンタテインメントに徹していたが、サービス精神はすでに芽生えていたのだ。
Number892号(2015/12/17)
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