沸騰! 日本サラブ列島BACK NUMBER
高松宮記念は「怪物」の姉が怖い。
前が競れば、後方一気が届く気配。
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byNIKKAN SPORTS
posted2016/03/26 08:00
今回は戸崎圭太に乗り替わって挑むウリウリ。皐月賞で話題のマカヒキとは全姉弟だ。
ドバイには世界ランキングトップのドゥラメンテが。
さて、今週末は、もうひとつ、いや、もういくつかのビッグイベントがある。日本時間の3月26日土曜日の夜から翌27日の未明にかけて行われるドバイ国際競走だ。
今年は、日本から史上最多の10頭が、4つの国際競走に参戦する。なかでも日本のファンにとって楽しみなのは、IFHA(国際競馬統括機関連盟)が発表したランキングでトップタイの評価を得たドゥラメンテ(牡4歳、父キングカメハメハ、美浦・堀宣行厩舎)と昨年のキングジョージVI&クイーンエリザベスステークスの覇者であるイギリスのポストポンドが激突するドバイシーマクラシック(GI、芝2410m)だ。これら2頭と同じ121ポンドに評価されたアメリカのカリフォルニアクロームは、ドバイワールドカップ(GI、ダート2000m)でホッコータルマエ(牡7歳、父キングカメハメハ、栗東・西浦勝一厩舎)と対戦する。
寝不足覚悟で、砂漠の熱戦を堪能したい。