次世代の“神”候補はこの2人。

　取材をしていても、昨シーズンの活躍から自信を得たことが、彼の言動や行動全てから伝わりました。また、コート上でも初速が明らかに他の選手より速くて力強く、一歩目でたどり着く高さが群を抜いていました。

　身体が小さめのレブロン・ジェームズと言ってもいいしょう（もしレブロンと同じ体格だったら、ウェストブルックの方が上かもしれない）。

　彼もまた、“神”に近づく存在です。

　はじめに言ったように、リーグMVPは単純に個人成績だけでは受賞できません。チームの成績が大きく影響します。2人が所属するチームは、優勝候補になる可能性が高いので、直接対決の結果がそのまま優勝とリーグMVPを決めることになるかもしれません。

　今NBA選手が最もマッチアップしたくない選手ステフィン・カリー。

　今NBA選手が最も試合で関わりたくない選手ラッセル・ウェストブルック。

　柔と剛の対決に注目しましょう！