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十分な伸びしろ感じたサニブラウン。
ボルトとの勝負は「来年に!」と明言。  

text by

松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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photograph byAFLO

posted2015/08/27 12:00

十分な伸びしろ感じたサニブラウン。ボルトとの勝負は「来年に!」と明言。 <Number Web> photograph by AFLO

長いストライドが特徴的な走り、今後の期待が大きいその伸びしろ、それに取材で見せる臆すること無い性格も魅力だ。

短期間で成長、五輪代表の目標を現実に。

 サニブラウンが、シニアの選手の間で注目され始めたのは、今年5月の静岡国際陸上の200mで2位となったときだ。まだ3カ月前のことに過ぎない。それを思い出せば、オリンピックを明確に意識するまでになった、五輪代表という目標が現実に近づいた今日までの短期間での成長にも、あらためて驚かずにはいられない。

 サニブラウンにとっての世界選手権は、まだ終わったわけではない。29日の400mリレーに出場する可能性があるからだ。

「(メンバー選考で)選ばれたら、頑張ろうと思います」

 リレーメンバー入りを重責と感じるより、楽しそうに語るその言葉もまた、サニブラウンの特性を示している。

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