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紺のスーツで登場、ドイツ語で挨拶。
武藤嘉紀の会見が絶賛された裏側。 

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ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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posted2015/07/17 11:00

紺のスーツで登場、ドイツ語で挨拶。武藤嘉紀の会見が絶賛された裏側。<Number Web> photograph by AFLO

紺のスーツにさわやかな笑顔で入団会見に臨んだ武藤嘉紀。岡崎慎司を愛したマインツの人々は、同じ日本人である武藤に大きな期待を寄せている。

成功するために、出来ることはなんでもやろう。

 武藤のパートナーである飯田氏はこう証言する。

「一つの目標を定め、それを達成するために逆算して何が必要かというのを準備できる選手はなかなかいないと思うんですよね。武藤は、そうした能力が他の選手に比べて断トツに秀でているように感じます」

 ちなみに、「私は厳しいよ」と語っていた『ビルト』紙のデラーは、その翌日と翌々日に以下のようなタイトルの記事を書いた。

「シュミット監督はすでに武藤に夢中」(翌日)

「武藤はじきに世界的なスターになる」(翌々日)

 このベテラン記者も、あの会見で武藤のなかに何かを感じ取ったのかもしれない。

 もちろんサッカー選手である以上、本当に求められるのはピッチの上でのプレーだ。ただ、狙ったところに正確にボールを蹴ることのできる選手のすべてが大成するわけではない。また、普通の社会人よりも自由に使える時間がはるかに長いからこそ、その時間の使い方が問われるのもサッカー選手である。それを活かすか、殺すかでその選手の人生も変わってくる。

 成長するために、成功するために、自分に出来ることは何でもやろう。ドイツ人を興奮させた記者会見は、そんな武藤の想いと人間性が表れたものだったのかもしれない。

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