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内田篤人が語るドルトムントと香川。
「バイエルン戦より、全然、燃える」 

text by

ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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posted2015/03/10 16:30

内田篤人が語るドルトムントと香川。「バイエルン戦より、全然、燃える」<Number Web> photograph by Sports Graphic Number

「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」、配信は毎週金曜日の予定です。

「みんな、ミスするからね。まだ若いしさ」

――0-0で迎えた後半27分に右サイドの低い位置で受けた内田選手が、右サイドにいるチョウポ・モティンクなどをおとりにして、ファーサイドに走り出してフリーになっていたフンテラールに出したパスが通っていれば、決定機を迎えていましたが……。

「そうだねぇ。ああいうところだよねぇ。相手のレベルが上がれば上がるほど、まぁCLでもそうだけど、ああいう1本で試合の展開がガラッと変わったりするから。狙ってはいたけど、あとちょっとだったね。ちょっと可能性を感じた? オレも可能性を感じた」

――パスを相手のGKに奪われたあと、かなり悔しそうにしていましたね……。

「うん。『イケー!』と思ったけどね。フリーになっていたからね。フリーになるだろうと思っていたし」

――相手のカウンターの速度もさることながら、ボールの失い方が悪かった?

「(相手のカウンターの速度も)あるし、1点を先に獲られて『前に行かなきゃ』というところでサクっと(追加点を)獲られちゃったから。ショートカウンターというか、ドルトムントが一番得意にしていて、狙っている形じゃないかな。強いときの(ドルトムントに見られる形)」

――あれだけ押し込まれていたわけですが、ドルトムントの立場とすれば、前半が終わった時点では、相手を押しこんでいるのに点が入らずに焦る気持ちが生まれたとしても不思議ではないですよね。

「そう。点が入らない時ってあるじゃん? そういう時って、オレらもそうだけど負けちゃうパターン。フランクフルト戦もそうだったけど(※第21節の試合。0-1で敗戦)。それを狙ってはいたんだけど、1点取られて……。まぁ3失点目はしょうがない。みんな、ミスするからね。(ミスをしたGKヴェレンロイターは)まだ若いしさ。良く頑張っていたと思うよ、今日も。誰も責める人はいないと思うけど」

「全然、燃えるよ。一番燃える。長くいれば、いるほど」

――CLの出場権争いもシーズン最後までもつれそうですね

「俺ら今5番?」

――暫定では5位ですが……。

「まぁシャルケにはあるよね、CL圏内(に入る)力!」

――バイエルン戦よりもダービーの方が燃えますか?

「全然、燃えるよ。一番燃える。長くいれば、いるほど、シャイセ・ドルトムント(*シャルケファンが言う、ドルトムントの悪口)という感じ」

――やはりこの結果は悔しいのでは?

「はい。シャルカーですから。負け方も良くない」

このほかにも、大迫勇也、香川真司、南野拓実の声を紹介。
続きは、メルマガNumber「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」で ぜひお読みください。
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