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内田篤人の攻撃参加が徹底マークに。
シャルケ、CL第4節は手痛い敗戦。

posted2014/11/06 16:30

 
内田篤人の攻撃参加が徹底マークに。シャルケ、CL第4節は手痛い敗戦。<Number Web> photograph by AFLO

攻守で激しくやりあった内田篤人とナニ。昨季まではマンUで香川のチームメイトだったが、今季からスポルティングへと凱旋した。

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ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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 CL前節、ゲルゼンキルヘンで行なわれた同じカードでは点の取り合いになり、シャルケが4-3でスポルティングを下していた。リスボンでの第4節、負けたらあとがないスポルティングは、ホームの大声援を受けて序盤から飛ばしてきた。

 スポルティングが右サイドに起点を作り、シャルケは左サイドを何度もつかれて決定的なシュートを打たれる展開が続いていた。

 ただ、内田篤人は動じてはいなかった。

「いつも、アウェーはあんなもん。特に立ち上がりなんて、もっと前に来てもおかしくないし、もっと蹴ってきてもおかしくない。だから(先制点をとれたことは)本当に良かった」

機能しなかったサイドチェンジ後の攻撃。

 そんな中で前半17分、内田のパスを受けたマイヤーが倒されて得たFKからのボールを、相手がオウンゴール。劣勢だったシャルケにとっては願ってもいない展開となった。もっとも、26分にFKからサールにゴールを決められて同点と追いつかれてしまうのだが。

「ただ、1-1のままでも全然悪くはなかったと思ったんだけど」

 内田がそう振り返ったとおり、36分にはシャルケが速攻から素晴らしい展開を見せる。後方からのボールに内田が反応して右サイドの高い位置に飛び出し、ヘディングでオバジに送る。オバジから再びペナルティエリアに入るところで受けた内田が速いボールをゴール前のフンテラールへ。このオランダ人FWが落としたボールに飛び込んだマイヤーがフリーでシュートを放ったのだが、左へ外れてしまった。

 シャルケはディマッテオ監督が求めるサイドチェンジを使った攻撃を何度か試みていたものの、サイドチェンジをした後が上手く機能していなかった。

「やっぱり、そこから(が大事)なんだよ。サイドチェンジをして、一対一で崩すのか、オレみたいにオバジやフンテラールを使ったりして切り込んでいくのか……」

 内田も試合後は、このように語っていた。

【次ページ】 スポルティングは内田の攻め上がりを徹底警戒。

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