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<HONDA Method> ソルティーロが本田圭佑を超える日 連載第2回 「元レアル選手の率直な一言」 

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榎森亮太

榎森亮太Ryota Emori

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photograph byShigeki Yamamoto

posted2013/03/06 06:01

<HONDA Method> ソルティーロが本田圭佑を超える日 連載第2回 「元レアル選手の率直な一言」<Number Web> photograph by Shigeki Yamamoto

“異端”がプロデュースするサッカースクール。

 育成=指導×環境。ナチョの指摘と本田の言葉が結びついた瞬間でもあります。

「じゃあ、僕が億万長者になって天然芝のグラウンドをたくさん作ればいいのですね」と半分本気でナチョに告げると、彼は親指を立て「それはナイスなアイディアだ!」と言ってくれました。

 少し話は飛躍しますが、今回のクリニックを通じて、あらためて思ったことがあります。

 それは育成の成功モデルとは何かということ。レアルの10番を背負うエジルは、近年のドイツサッカー育成プログラムが生み出した最高傑作だと言われています。翻って日本の場合はどうか? 例えば本田はガンバユースの10人のグッドプレーヤーに入れなかったのに、今は日本代表の中心選手です。いわばエリートに対する異端と言ってもいい。

 そんな異端がプロデュースするサッカースクールだからこそ、生み出せる異端もあるのではないか。ソルティーロはその可能性も追求していきたいと思います。

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