NumberEYESBACK NUMBER

“軽い”3回転半を武器に、
浅田真央は新ステージへ。
~大技を2年ぶりに取り戻せた理由~ 

text by

野口美惠

野口美惠Yoshie Noguchi

PROFILE

photograph byAsami Enomoto

posted2013/03/05 06:00

“軽い”3回転半を武器に、浅田真央は新ステージへ。~大技を2年ぶりに取り戻せた理由~<Number Web> photograph by Asami Enomoto

完璧なトリプルアクセルを跳んだSP、演技終了後の浅田は万感の表情を浮かべた。

「バンクーバー五輪の時よりも質がいいトリプルアクセルでした」

 大阪で行なわれた四大陸選手権のショートプログラムで、浅田真央は2年ぶりの大技を成功すると自身のジャンプをこう分析した。

 これは単なる喜びのコメントではない。現役女子唯一の大技を、成功どころか、さらに質を上げるという、孤高な戦いへの勝利宣言だった。

「バンクーバーの頃はジャンプを見失いかけて凄く悩んでいました。トリプルアクセルは、深くしゃがんで“待って”から跳んでいて、子供の頃のように軽々と跳んでいなかった」

 ジャンプの崩れを感じながらも五輪で銀メダルを獲得すると、すぐにジャンプ改造に着手。基礎技術のコーチングに定評がある佐藤信夫コーチに師事し、時間をかけてゼロからやり直すことを決意した。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
ウェブ有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 1037文字

ウェブ有料会員(月額300円[税別])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

欧州に生きる2013~ビッグクラブの壁を突破せよ~
浅田真央
佐藤信夫

フィギュアスケートの前後の記事

ページトップ