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ライダー垂涎の高性能。
超軽量カーボンヘルメット。 

text by

高成浩

高成浩Seikoh Coe(POW-DER)

PROFILE

photograph byTomoki Momozono

posted2010/05/29 08:00

ライダー垂涎の高性能。超軽量カーボンヘルメット。<Number Web> photograph by Tomoki Momozono

 ツーリングの人気が復活しつつある。週末、峠道に出てみれば、ツーリングを楽しむライダー達が増えていることを実感できるだろう。

 だが、ツーリングには安全性を確保するため、多くのアイテムが必要になってくる。スーツ、ブーツ、グローブ……。特に、ヘルメットの重要性は誰もが認めるところだろう。頭部をしっかり保護するのはもちろんのこと、同時に「軽さ」も重要なポイントである。重いヘルメットを被っていると、ライダーが転倒し首に強い衝撃がかかった場合、頭部が大きく揺さぶられ、負荷がかかる。また長く被っていると、肩が凝り、身体全体に疲れがたまってしまう。つまりヘルメットは丈夫であり、また軽ければ軽いほどいいのである。

「紙か羽毛のよう!」は決して大袈裟ではない。

 そこでアライへルメットのカーボンヘルメット『RX-7 RC』に注目したい。次世代航空宇宙技術用に開発された超軽量、かつ強度と弾性に優れた高性能カーボンファイバーを使用。それを独自の編み込み加工を施し、微妙な曲面に耐えるシート状に形成するのだ。このオリジナルのカーボンシートを使い、F1用ヘルメットで培ったカーボン・コンポジット製法で仕上げたのが、このヘルメットだ。

 同社のガラス繊維を使用したモデル『RX-7 RR5』と比較すると、約150グラム強の重量差はすぐわかる。「まるで紙か羽毛のよう!」という表現は決して大袈裟ではなく、軽量カーボンの恩恵は僅かな時間でも実感できる。また、丸洗い可能なインナーパッドは、適度なタイト感で頭部にフィット。ライディング時のブレを軽減する長所もまた、ライダーをロングツーリングへと誘うひとつの要素になるだろう。

 カーボンの長所である強靭さは、体感できなかった――。そんな安全なツーリングで、初夏の峠道を楽しんで欲しい。

Arai Helmet RX-7 RC

最新、そして高性能カーボンファイバーを贅沢に採用したヘルメットは、熟練の職人でさえ、1日1個の生産が限界。インナーを手軽に洗えるのも魅力の一つである。25万2000円(税込)。

(問)アライヘルメット (電話)048-641-3825

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32カ国が語るW杯の論点。

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