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<私と旅ラン> 長谷川理恵 「走るたびに、ますます好きになっていくハワイ」 

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NumberDo編集部

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photograph byRie Hasegawa

posted2011/10/20 10:30

<私と旅ラン> 長谷川理恵 「走るたびに、ますます好きになっていくハワイ」<Number Web> photograph by Rie Hasegawa
決まったルートも、お固いルールもないのが「旅ラン」。
100人いれば、100通りのカタチがそこにはある。
走りながら景色を眺めるのも、仲間との時間を楽しむのも、
もちろん美味しい食べ物に舌鼓を打つのもよし。
今回は気になるあの人……モデルの長谷川理恵さんの、
「旅+ランニング」を特別に教えてもらいました。

 テレビ番組の企画で走った2000年のホノルルマラソンが私の「旅ラン」デビューです。そして、これがきっかけで走ることが本当に好きになり、以後、ホノルルマラソンは10年連続で出場してます。

 もちろん、元々好きな場所でもあるのですが、私に走るきっかけをくれたのが「ハワイでの旅ラン」なので、この場所は私にとって特別な場所なんです。5月にホノルルトライアスロンに出場した際にも走りに行ってきました。最近は、ウエアの下に水着を着てゴーグルを頭に載せ、ホテルを出てアラモアナパークまで走る。その後、さらに海まで走り、泳いでからまた走って帰る。というのがお気に入りのコースです。

 あと、お気に入りと言えば「ルースズクリス」のTボーンステーキ。レース後は、ここのこのメニューを仲間と一緒にがっつり食べるのが恒例なんです。もちろんハワイにはほかにも何軒かお気に入りのレストランはありますが、レース後はここ、というのがもうセットなんです。

早朝のマジックアイランドから望むダイヤモンドヘッドは最高。

 穏やかな気候、優しい空気感の中を走れるのがハワイの魅力ですが、特に早朝の雰囲気は格別。アラモアナパークの前に海に突き出たマジックアイランドという場所があるのですけど、その先端から望む早朝のダイヤモンドヘッドの景色は最高です。ビーチで太極拳をやっている人もいたりして、昇ったばかりの太陽のエネルギーを浴びて活動している人たちとも出会える。

 ハワイって人もみんな温かいんですよね。地元の人たちとのふれ合い、海、景色、空気感、食事……。走ること以外にも楽しみがたくさんあるんです。もう何年も続いているハワイでの「旅ラン」ですが、毎回新たな発見があるんです。訪れるたびに、走るたびに、ますます好きになっていく。そんな場所です。

【次ページ】 次の「旅ラン」は、フランスでのトレイルレース?

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長谷川理恵

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