青春GOLF ――石川遼に密着! BACK NUMBER

石川遼が見たバンクーバー五輪。
鈴木明子のセリフで考えたこと。 

text by

雨宮圭吾

雨宮圭吾Keigo Amemiya

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photograph byMami Yamada

posted2010/03/05 00:00

石川遼が見たバンクーバー五輪。鈴木明子のセリフで考えたこと。<Number Web> photograph by Mami Yamada

石川遼が見たバンクーバー五輪。鈴木明子のセリフで考えたこと。

 「(リオ五輪に)自分が参加していたいという気持ちは強い」

 すでに世界各国のツアーで構成される国際ゴルフ連盟では、五輪に向けたルールづくりが始まっている。

 現段階ではシングルスで4日間72ホールのストロークプレーが濃厚。出場選手は男女とも60人で、代表選手の選考方法は世界ランクが基準になる。上位 15人が優先的に出場権を得て、残りはランキング上位から各国2人ずつを選んでいくという。

 現在の世界ランクであれば、文句なしに石川が選出されるが、日本代表となるまでの道のりも決して容易ではないはずだ。

「バンクーバーを見て、世界が一つになるという迫力を感じた。2016年には自分が取り組んできたゴルフが新しい歴史を刻む。その時にぜひ自分が参加していたいという気持ちは強いです」

 はるかバンクーバーで行われた冬の祭典の熱気は、日本の若きプロゴルファーの胸にも火をつけた。

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