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バレーをショーにするな。竹下MVP問題を考える。 

text by

久保大

久保大Masaru Kubo

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photograph byToshiya Kondo

posted2006/12/21 00:00

バレーをショーにするな。竹下MVP問題を考える。<Number Web> photograph by Toshiya Kondo

 バレーを長く撮影してきたカメラマンは表彰式でMVPの発表を聞いたとき、シャッターが押せなくなった。

 「僕はずっとバレーをスポーツだと思って撮影してきたんです。これじゃあ、ショーと同じです」

 バレーボール世界選手権女子のMVPは、6位に終わった日本の竹下佳江だった。MVPは記者投票を“参考”に国際バレーボール連盟(FIVB)が決定することになっていた。

 このMVP選出はバレー界の問題点を象徴的に表している。近年、視聴率のとれるコンテンツとして人気を集めるバレーは他のスポーツに比べて、中継局が大会運営に大きな発言権を持つ。20億円を越えることもある莫大な放映権料をFIVBに支払い、ゴールデンタイムで放送するテレビ局にとって、バレー中継は“絶対に負けられない戦い”。結果、FIVBは日本にだけ、さまざまな“特別ルール”を認めている。

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