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公私ともに絶好調。西岡剛の抜け目なさ。
text by

永谷脩Osamu Nagatani
photograph byNaoya Sanuki
posted2008/05/01 00:00

ここ数年パ・リーグで最も勢いに乗っている選手といえば、西岡剛かもしれない。'04年、名手・小坂誠を押しのけ、レギュラーに名乗りを上げると、'05年、ロッテ日本一の時には、走攻守のキーマンとして活躍した。
白眉は、日本ハム・ダルビッシュと対した昨年のクライマックスシリーズでの初打席である。ドラッグバントを警戒して前進する小谷野栄一の頭上に、プッシュバントを成功させる姿を見て、得体の知れぬしたたかさを感じたものである。
今年も4月6日のソフトバンク戦でサヨナラ安打を放つなど、西岡のソツのない野球は健在である。やることなすこと抜け目のない男。プライベートでもプロゴルファー古閑美保との「熱愛」を報じられた。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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