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【動画】「試合が途切れ、体に狂いが…」創価大学・山口翔輝が語る箱根4区失敗の理由、“タフすぎる”調整法、そしてマラソンへの執着「やりすぎるぐらいやる選手」《徹底解剖③》
第3弾は、4月の関東インカレ男子2部ハーフマラソンで優勝し、その後も好調を維持している3年生の山口翔輝が登場。期待されながらも、その実力を発揮しきれなかった箱根駅伝から、どのように調子を上げてきたのか。彼の思い描く未来をひもときながら、じっくり話を聞いた。 <榎木和貴監督、小池莉希選手、菅野元太選手のインタビューは公開中。川嶋伸次総監督の動画も近日中に公開です>
「箱根駅伝前から体調的に優れなかったんです。喘息の症状が出てしまい、呼吸がしづらい状態で出場することになって。全力を出し切ることができなかったという部分が一番反省点じゃないかなと思います」
昨年度、山口は全日本大学駅伝のアンカーを走り区間6位、翌週の世田谷246ハーフマラソンで優勝。強さとタフさを見せつけ、箱根駅伝でもチームの起爆剤になると期待されての4区起用だったが、区間15位に終わってしまう。その裏に何があったのか。本人から出てきたのが冒頭のような言葉だった。

山口自身も全日本、世田谷ハーフといい流れが続いていたのはわかっていた。その後は箱根駅伝に向けた練習に集中したが、「試合が途切れたことで、体に狂いが出てしまったのではないか」と振り返る。山口にとっては、連続した試合のサイクルの中で状態を上げていくことが「一番やりやすい」のだという。
山口は淡々とそう話すが、取材陣にとっては驚きだった。一般的には、試合で100%の力を出し切ると体の状態・コンディションは一度がくんと落ちてしまう。そこから再び上げていくことに苦労する選手は多く、ピーキングを考慮すると試合数を絞る選手が圧倒的多数派だ。しかし山口はこう続ける。
「自分の体調、状態が一番わかるのが試合です。全力で走ることで、やっぱりどういうところを改善していくべきかっていうのもしっかり見えてきますし、そこからどういう練習を組み立てていって、次に挑んでいくのか、っていうのがすごくやりやすくなってくるので。あと、しっかりそこの部分を踏まえて高い水準で維持していくことで、自然とピーキングも取りやすくなるんじゃないかなと思います」
榎木和貴監督は、山口のことをこう表現している。
「ハーフを走った2日後、3日後にはもうガンガンまた次の目標に向かって練習を再開している」
「やりすぎるぐらいやる選手というのは、山口が初めて」
他の選手とは全く違う山口の異質なタフさは今季の駅伝シーズンも注目ポイントだ。

今年2月、状態が悪い中ながらも延岡西日本マラソンで初マラソンにチャレンジした山口。35kmを過ぎて体力が切れてきたあとは、精神的な部分での戦いにもなったと話す。
「序盤とまったく同じペースで走っているのに、感覚が全然違うんです。そこからもがきながらずっと走って。前の選手たちも苦しいのは変わりないんですけど、やっぱり気持ちで負けたらいけないって思いながら、必死に粘っていたって感じです」
きつい、苦しいと思いながらも、その感覚を「面白い」と表現した山口。まだまだ自分にはできるという伸びしろを感じたといい、今後もマラソンで挑戦していきたいという。目下の目標は、8月の北海道マラソンでのMGC獲得だ。
箱根駅伝で強みを活かせるのは復路
動画ではほかにも、以下の話題を話している。
- 調子が悪くても練習の負荷を落とさない
- 今春のハーフ3本連続「一番手応えがあったのは…」
- 今一番意識している選手は?「一緒に走って…」
- 初マラソンで感じたキツさ、面白さ
- 箱根駅伝で強みを活かせるのは「復路」。理由は?
- 休日の息抜き、山口のマイブームは?
話を聞いていて、思わず「川内優輝さんみたい」と取材者が漏らしてしまった山口のタフぶり。彼独特の調整法や思考に迫ったインタビュー、ぜひご覧ください。(2026年6月10日取材)
※取材中にやむをえない事情により異音が入っております。なるべくノイズを除去しておりますが、聴きづらい箇所があるかと思います。あらかじめご了承ください。
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