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NBAの根幹を揺るがす2010年という難問。

 NBAはこのところ“2010年問題”に揺れている。各チームが照準を合わせているのは'10年7月1日。レブロン・ジェイムス(クリーブランド・キャバリアーズ)やドウェイン・ウェイド(マイアミ・ヒート)、アマレ・スタッドマイヤー(フェニックス・サンズ)など、多くの大物選手たちが揃ってフリーエージェント(FA)になるときだ。

 まだ先の話と片付けるわけにはいかない。何しろニューヨーク・ニックスやデトロイト・ピストンズなど、大物FAを狙うチームの中には、すでに'10年夏の準備を始めたところもあるのだ。特にニックスは、FA契約に備えてサラリー枠をあけるために戦力的には不利なトレードでもあえて成立させるなど、明らかに'10年狙いの姿勢だ。

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