また改革? 「ホークアイ」というCGを利用した自動ライン判定システムの導入に続き、テニス界は新たに試合中のコーチング導入を検討している。
WTA(女子テニス協会)は、8月中旬のツアー2大会で、コート上でのコーチングを試験的に導入した。テニスの個人戦は現在、外部からの指導を例外なく禁止している。会話だけでなく身振り手振りのサインもダメ。選手は、試合が始まったら、自身ですべての判断を行うことが義務づけられていた。
しかし、今度のシステムは、基本的に1セットにつき1回、セット終了後に1回、事前登録したコーチを選手がコート上に呼んで指導を受けることができる。デ杯やフェド杯などの団体戦ではおなじみになったベンチコーチが、個人戦でも実現したわけだ。
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photograph by Hiromasa Mano