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外国馬参入を認めない、競馬界の鎖国体質。

2009/03/08

 現在の日本の競馬界は、よくも悪くも社台グループによる寡占状態である。重要なレースほど、出走表に社台関連馬が多くを占める傾向が定着し、むしろ少ないほうが異常事態と思えてしまう。それは相撲界における、全盛時の二子山部屋をしのぐほどの勢いなのだ。

 先代の故・吉田善哉さんが、種牡馬ノーザンテーストをカナダから持ってきて大成功を収めたことでしっかりとした礎が築かれ、二代目の吉田照哉さんがサンデーサイレンスに冒険とも言える大きな資本を投下した大博打が的中し、これが文字通りの「打ち出の小槌」になったのは皆さんもご承知の通りだ。

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