W杯がらみのちょっと怖い話をお伝えしよう。
“ベンガル式”というタイプの発炎筒を、ご存知だろうか? 車に積んである普通の発炎筒とは違う。導火線がついた円柱状のシロモノで、最近ドイツでは、この発炎筒が大問題になっているのだ。ベンガル式は一度着火すると消すことはできず、炎は2000℃を超える。これは鉄さえも溶かす温度だ。ドイツのスタジアムでは、ファンの投げた燃え盛る発炎筒が胸に直撃して、肺の一部が溶けてしまった被害者も出ている。ドイツサッカー協会の警備責任者のゼングレ氏は「毎週、ケガ人が病院に運び込まれてくる」と頭を抱えているほどだ。
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