クロアチア人は、勝つためにはどんな手でも使うつもりだ。クロアチア・サッカー協会は、W杯で対戦する日本代表を丸裸にするために、ひとりの選手に目をつけた。その人物とは、昨年浦和レッズでプレーした元クロアチア代表のトミスラフ・マリッチ。日本の現状を直接感じたマリッチは、“重要参考人”になっている。
でも、逆に考えれば、マリッチは日本にとっても、格好の情報源といえる。打倒クロアチアの助言をもらうために、現在マリッチが所属するドイツ3部のホッフェンハイムで彼に会った。
「2週間前にも、協会から電話があった。日本サッカーについて、色々と訊かれたよ。今の代表選手の多くは友だちで、彼らともよく電話で話している」
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