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富士スピードウェイ、こけら落としは五月晴。

 ゴールデンウィークまっただ中の5月3日、富士スピードウェイでスーパーGTシリーズ第2戦が開催された。トヨタが資本参加したのをきっかけに富士スピードウェイは閉鎖されて全面改修工事に入ったため、この日は1年8カ月ぶりのレース開催であった。

 快晴の空の下、落成を待ちかねた大観衆が新生・富士スピードウェイに詰めかけた。この大舞台ではトヨタも負けるわけにはいかない。元々、直線の長い富士はトヨタ勢のスープラに有利とみられており、案の定予選でも上位を独占する強さを見せた。が、その中でも興味深いことが起きた。

 ポールポジションを獲得したのが立川祐路/高木虎之介組だったのだ。実際にタイムアタックをしたのは立川だった。彼はおそらく得意の左足ブレーキングを駆使して曲がりくねった新しい富士の最終テクニカル区間を駆け抜けたのだろう。その結果、ポールポジションで決勝を迎えることになったのだが、パートナーはアメリカ帰りの高木だ。

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