今回は巨漢で強烈な印象を残した、逸ノ城関を取り上げます。
私との初対戦は2014年の秋場所、逸ノ城関が新入幕の場所でいきなり顔を合わせました。十一日目で初対戦した時のことは忘れられません。当時大関だった私は7勝3敗、前頭十枚目の逸ノ城関は9勝1敗と勝ち越しを決めて優勝争いに加わり、私との対戦が組まれたのでした。
まさか大関と新入幕力士との対戦が組まれるとは予想しておらず、ほとんどノーマークでした。もちろん取組は見ていましたが、詳しく研究もしていない状態だったため「どんな相撲を取ってくるんだ?」という、独特な緊張感を持っていたことを記憶しています。
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photograph by Takayuki Ino(Illustariton)
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