プロゴルファーはさまざまな状況、さまざまなタイミングで「怖さ」を感じ、乗り越えていく。7月の国内女子ツアー『資生堂・JALレディスオープン』で、ツアールーキーの倉林紅は、そんな怖れる心と向き合っていた。
最終ラウンドの18ホールを終えて7人もの選手が首位に並び、勝負の行方は国内女子ツアー史上最多人数でのプレーオフにもつれ込んだ。優勝には1打届かないと思って悔し泣きしていた倉林だが、プレーオフと分かった途端に気持ちは一転。ライバルが何人いようと「これは自分にチャンスが来た」と強い気持ちが蘇ってきた。
ところが、その1ホール目、グリーンを狙った第2打は、木に当たって大の苦手としているバンカーに落ちた。
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photograph by SANKEI SHIMBUN
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