
圧巻の演技でGP初戦を制覇した宇野昌磨。4試合連続となる合計得点300点超えは、着実な成長の証でもある。若き挑戦者は「攻める」姿勢を貫き、世界の頂点を目指す。(初出:Number939号 [スケートカナダ詳報]宇野昌磨「限界突破のアドレナリン」)
偽りのない笑顔だった。その表情が、心の中の満足度を伝えていた。
「今の100%は出せました」
ショートプログラムの演技を振り返って、そんな言葉がこぼれた。
自身にとって今季GPシリーズ1戦目となるスケートカナダで、宇野昌磨は圧倒的な強さを見せつけた。
ショートプログラムは103.62。フリーでは197.48。合計得点301.10。2位のジェイソン・ブラウン(アメリカ)に40点近い大差をつけての優勝だった。
ショート、フリーそれぞれ1位となった10月27日、28日の2日間は、実は対照的なコンディションの中での演技だった。
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photograph by Asami Enomoto
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