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「初めてお願いして組んでもらった試合」京口紘人が語るリベンジと“3階級制覇”へのロードマップ「『あの時代に京口がいた』と言われるように」

2024/12/03
10月13日、ビンス・パラスにリベンジした京口紘人

 元世界チャンピオンの再起ロードはいつの時代も困難だ。同じ山を違うルートで登るにせよ、ターゲットを別の山に変えるにせよ、初登頂のような新鮮味はどうしても薄れる。ミニマム級、ライトフライ級で頂点を極め、新たに階級を上げて3階級制覇を狙う京口紘人も例外ではない。背水の陣で挑んだ試合が10月13日、横浜武道館で行われた。

 対戦相手のWBAフライ級4位、フィリピンのビンス・パラスは京口が過去に2度、拳を交えている実力者だ。初顔合わせは'18年5月、IBFミニマム級王座の2度目の防衛戦で対戦し、京口が判定勝ちでベルトを守った。

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photograph by Hiroaki Yamaguchi

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