#1106
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《福澤達哉のSVリーグ男子展望》“2強”サンバーズ、ブルテオンに挑むSTINGS「リベロ小川智大を補強したことで…」「218㎝ムセルスキーの破壊力に注目」
2024/10/11
Number1106号の別冊付録「SV.LEAGUE 2024-25 選手名鑑」はバレーボールファン必携の1冊。サブスクNumberPREMIERではスマホ、PC、タブレットでこちらの雑誌ビューワーからご覧いただけます。その別冊に掲載されたコラム[福澤達也の男子展望]「2強に挑むSTINGS愛知。新加入スターの出来がカギ」を掲載します。
SVリーグ開幕にふさわしく、オフは各チームの積極的な補強が目立ちました。特に、コートに6人しか立てないバレーボールにおいて、外国籍選手枠が1人から2人に増えた影響は大きく、新加入のスター選手たちの出来が順位を左右すると言っても過言ではありません。
優勝争いの中心は、昨季王者のサントリーサンバーズ大阪と、生まれ変わった大阪ブルテオン(旧・パナソニックパンサーズ)、そして大型補強が話題のジェイテクトSTINGS愛知の3チーム。
218cmのOP、ムセルスキーの破壊力がサンバーズの強み。
まず、サンバーズの強みは身長218cmオポジット、ドミトリー・ムセルスキーの破壊力です。昨年の世界クラブ選手権でも、その実力がワールドクラスであることを改めて証明しました。今季は高橋藍とアレクサンデル・シリフカ(ポーランド代表)といった攻守にバランスの取れた器用なアウトサイドヒッターを補強したことで、戦術の幅は大きく広がり、よりムセルスキーを活かせるシチュエーションが増えていくでしょう。優勝メンバーも健在で、レギュラーシーズンを1位で終えてチャンピオンシップに臨みたいところです。
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photograph by Kiichi Matsumoto