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【大谷翔平】「野球ファンは早朝から夢かと疑う」電撃結婚発表からオールスターHR、史上初「50-50」を経て初プレーオフへ《激動の2024年を振り返る》

2024/09/27
激動の2024年を振り返る
2024年。それは大谷翔平のメジャー挑戦7年目にして後年必ずや「節目だった」と言われるであろう激動の年。手術した右肘のリハビリをしながら打者専念となり、私生活では結婚あり、まさかの別れありと、「マンガを超える」がブーストする栄光と混沌の百花繚乱。そんな1年を振り返る。(原題:[結婚発表から50-50達成まで]激動のシーズン総決算!)

 1月。一番はじめは一の宮。10年7億ドル大型契約でドジャースに移籍したお正月。元日に大地震に見舞われた能登に対しチームと共同でいち早く100万ドルの寄付と「被災地域の復興を心より願っています」とメッセージを表明。迅速かつ莫大な支援に各地から「さすが」と賞賛が飛んだ。

Shin Kikkawa
Shin Kikkawa

 11日、エマニュエル駐日米国大使のSNSポストで大谷が日本に帰国していたことが発覚。同大使は「私、犬に優しいんですよ」と表敬訪問に訪れた大谷へ、愛犬デコピン用に作ったお手製ビザ(もちろん偽物)をプレゼントした。

 2月。「2番DH」で、昨年の右肘手術以来177日ぶりの実戦復帰となるホワイトソックス戦。今年は打者一本。その初試合でレフトへ2ランで快調な滑り出し。

 と思ったら、さすがは閏年の2月29日。「2人(1匹も)で力を合わせ支え合い、そしてファンの皆さまと共に歩んでいけたら」と、SNSでまさかの結婚発表に世の中がひっくり返ると、日本中の至る所で「犬を飼っていた」「表情が変わった」などを理由に「結婚すると思っていた」予言者が続出。同時にお相手は誰かと詮索がはじまるも、翌月15日にドジャース公式SNSが初の2ショット写真を掲載。元女子バスケットボール選手、田中真美子さんと明らかに。現役時代のサイン入りトレーディングカードが「eBay」で2000円から15万円に値上がりしたとか。

完全無欠のや求人は、笑いでは守備力ゼロ。

 3月。さんさんサンディエゴ・パドレスとの史上初・韓国での開幕戦。ダルビッシュ有からの初安打含む2安打1打点でドジャース勝利。しかしその夜、通訳の水原一平氏が大谷の資金約7億円を違法賭博に使ったとしてドジャースは一平氏を即刻解雇。日本では翌朝7時に第一報が打たれるや国民一同呆然あ然の寝耳に水原一平状態に。

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photograph by Shin Kikkawa(Illustration)

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