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【ドラフト最上位候補】明大・宗山塁が見た“悪夢”と憧れた二岡智宏の姿「日本のショートといえば自分と言われるように」

2024/07/10

 野球は塁を重ねて初めて得点になる。その名のごとく、着実に力強く歩んできたのが、明治大の主将、宗山塁である。トップレベルの遊撃守備とシュアな打撃で今秋ドラフト最上位の評価を受ける。

 東京六大学の通算最多安打(明治大、高山俊)の131安打が射程圏内の94安打で春のリーグ戦に向かうはずが、悪夢を見た。2月の実戦で死球を受けて右肩甲骨を骨折した。その影響で本調子とは程遠く、打率も1割台。5試合出場にとどまり、ベンチを温める日々だった。

「回復の状況を見て、いけるんじゃないかと判断しましたが、練習試合もほとんど出ずに、リーグ戦に入りました。試合に出られる状態ではなかったですね」

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photograph by Taichi Chiba

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