27歳の苦労人が自身初の五輪となるパリ五輪を前に、うなぎ上りに調子を上げている。バドミントンの女子シングルス代表としてパリの大舞台に挑む大堀彩(トナミ運輸)が、6月中旬に行われたオーストラリアオープンで上位グレード大会での初優勝を飾った。2月にもタイマスターズで5年ぶりの国際大会優勝を飾っており、6月18日付けの世界ランキングは自己最高の10位。五輪出場の夢だけでなく、初めて日本A代表に選ばれた'18年に掲げた「世界のトップ10入り」という目標も6年かけて叶えた。
「パリ五輪はバドミントン人生の集大成。ここまで支えてくれた人たちへの感謝の気持ちをコートで示すことが私の使命です」と語り、勢いをつけてパリに向かおうとしている。
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