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【打撃改革】「誰よりも自分の体を知っている」大谷翔平がコーチと取り組む新フォームとは?《無駄のないスイングへ》

2024/04/19

 自己ワーストの更新を止める開幕から9試合目、41打席目での一発だった。4月3日のジャイアンツ戦。大谷翔平は一塁を回る手前で右拳をグッと握り締めた。ドジャースの一員として本拠地で初めて本塁打を放ち、5万2746人の大観衆は総立ちで地鳴りのような歓声が沸き起こった。

「自分の中ではかなり長い間、打っていないなという感覚だった。まず1本出て安心しているのが率直なところ」

 移動日を挟み、続く5日のカブス戦。投打含めて初のリグリー・フィールドでも快音を残し、2試合連続本塁打。本塁打を放った直後の打席でも特大の中飛を放ち、デーブ・ロバーツ監督も「明らかに良いスイング。翔平は本調子に近づいている」と太鼓判を押した。

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photograph by Nanae Suzuki

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